阿波西ニュース
「中・高生等による人権交流集会」への生徒の参加
12月21日(土)に徳島県教育会館で開催された「中・高生等による人権交流集会」へ本校の生徒4名が参加しました。今年度のキャッチフレーズ「"君らしく" 一人一人が 主人公」のもと、県内の中学生・高校生・特別支援学校の生徒や教員等の方がたくさん集まり、人権について共に考える貴重な時間を過ごすことができました。交流集会では、県生徒部会の副会長に選出された本校の生徒が開会宣言や閉会宣言をおこない、分科会でも中心となってその役割を果たすことができました。この交流集会に向けて出会った人たちとのつながりをこれからも大切にしながら、それぞれの場所で誰もが自分らしく生きることができる社会の実現をめざして行動していきたいと思います。
新生徒会役員
12月23日(月)に新生徒会役員任命式が行われました。
2年生9名、1年生4名の計13名で新生徒会役員として責任感をもって、さらに学校をよりよくしていくための活動を積極的に行っていくとために、全員で力を合わせて頑張ります。
12月 人権の日について
12月19日(木)は、人権の日です。今回のテーマは、「アイヌの人々の人権」について、学習しました。2019年にアイヌ民族支援法が施行された背景や、どんな課題が今も残っているのか内閣府の調査をもとに考えました。グラフから結婚や交際での差別や職場で不愉快な思いを体験したり、周囲の差別的な発言を聞いたりすることが多いことを知り、差別や偏見をなくすために自分にできることを仲間と共に考え、発表しました。2年生は1月に修学旅行でウポポイ(民族共生象徴空間)を訪れますが、より深くアイヌの歴史や文化について学習し正しく理解するとともに、互いを認め合う気持ちを高めたいと思います。
徳島県児童生徒6万5千人のいじめ防止一斉学習2024
12月17日(火)、県内すべての公立学校で、「なくそう いじめ! みんなでつくる笑顔の未来」のテーマのもと、いじめ防止に関する一斉学習が行われました。
本校でも、県内高校のいじめ防止委員会の活動などの動画を視聴した後、SNSの偽アカウントでの誹謗中傷の事例を題材に、どのようなトラブルになるのか、またどのように行動すべきかをグループで話し合い、発表しました。
いじめは決して許されるものではなく、他人の悪口・陰口を言いふらしたり、直接・間接を問わず誹謗中傷したりデマや風評を広めたりすることは、損害賠償をはじめとする法的責任も負うことを理解し、被害者にも加害者にもならないようにしていきたいと思います。
命の授業②(SOSの出し方について)
12月16日(月)3年生は、徳島県精神保健福祉センターから田内先生と大関先生をお招きし、「SOSの出し方」について学びました。
講演会では、心の病気は5人に1人は一生のうちにかかる身近な病気であるため、心のサインに気づくことや自分なりのセルフケアの方法を見つけておく大切さについて学びました。また。悩みを一人で抱え込むのではなく、相談機関を利用することや心の不調になったときの受診先などを知り、心の健康管理として、適切な行動がとれるようにご指導いただきました。
3年生は卒業後、就職、進学とそれぞれが新しい環境での生活が待っているかと思います。新しい仕事や新しい友人関係に悩んだ時、今回学習した「心の健康管理」について思い出してもらえたらと思います。