GIGAスクール

2024年6月の記事一覧

【GIGAスクール月間】国語(論理国語)研究授業

 6月27日(木)に、第2学年で国語(論理国語)の研究授業を実施しました。「科学技術と人間の関係を深め、技術を活用する能力を身につける」という単元で、自己PR文の書き方について学習しました。

 はじめに、生成AIを活用して「長所・短所の書き方を高校生に分かるように説明して」というプロンプト(指示文)に対する回答を確認し、長所は自分のよいところを見つけて書く、具体的なエピソードを交えて書く、短所も改善の努力を示して書くといった生成AIのアドバイスをもとに、前もって各自で書いておいた自己PR文を書き直しました。

 次に、書き直した文章をグループ内で共有し、お互いの文章のよさや参考になったことなどについて批評し合うことで、自分の文章をよりよくしようとしていました。

 最後に、生成AIは使い方によっては自分の考えを深めてくれるよき相談相手にはなってくれるが、回答をそのまま鵜呑みにしないこと、ファクトチェックをすること、利用には年齢制限などがあることなど、利点と注意点についても理解を深めました。

     

【GIGAスクール月間】ホームルーム活動(人権)研究授業

 6月19日(水)第3学年のホームルーム活動において、「公正な採用選考について考える」を主題として人権学習の研究授業を実施しました。

 導入で本時の目標を確認した後、就職先を決める際に重視したいこと、入社試験でみてもらいたいこと、就職差別につながるとされる14項目の

認知度について、Formsのクラスアンケート結果をグラフ等にして「見える化」し、学習後にどのように変化するかを意識づけました。

 展開では、「社用紙」と「統一用紙」を比較して、気づいたことをグループで話し合い発表しました。また、面接のロールプレイを代表生徒が

演じ、不適切な質問やその理由についてグループで話し合った意見をMetaMoJiClassRoomでまとめ、発表し共有化を図りました。

 振り返りでは、「14項目について知ることや考えることができてよかった」、「直面したときに『差別選考につながるおそれがあるので答え

られません』とあわてずにしっかりと答えられるようにしたい」等、主体的に行動していこうとする感想がありました。

人権学習指導案.pdf

人権学習HR活動ワークシート.pdf