校長室より

令和8年度入学式 式辞

2026年4月13日 13時35分

暖かい光の中、校庭の樹木が若葉を広げ、生き生きと生命が躍動する季節を迎えた今日の佳き日、PTA副会長 柴橋喜代美様を始め、保護者の皆様方の御臨席のもと、ここに令和8年度徳島県立阿波西高等学校入学式が厳粛に挙行できますことに、教職員一同厚くお礼を申し上げます。ただ今、入学を許可いたしました四十四名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。本校は、昭和三十三年の開校以来、本校の道標である「生活に誠を 言動に責任を 生涯に力を」の校訓のもと、地域に根ざした、特色ある学校づくりを目指し、これまでその歩みを進めて参りました。本校がこれまで築いてきた伝統や誇りを皆さんがしっかりと受け継ぎ、さらに発展させてくれるものと、期待しています。今日は、皆さんにとって、高校生活の出発点でありますので、私から、次の三点のことを、お願いして、お祝いの言葉と致します。一点目は、「常に学ぶ心を持ち続けてほしい」ということです。皆さんがこれからの人生を歩み、活躍していく社会は、グローバル化の進展やコミュニケーション環境の急速な変化により、次々と新たな課題が生じる時代となっています。そのような社会を生き抜くためには、生涯にわたって知性を磨き続け、謙虚に学び続ける姿勢を持つことが、これまで以上に重要になります。ぜひ、この三年間、日々の授業を大切にし、確かな学力を身に付けるとともに、自分の夢や希望の実現に向かって、真面目に、そして一生懸命に努力を積み重ねてください。二点目は、「感謝と思いやりの心を大切にしてほしい」ということです。人は、自分一人で生きているのではなく、周囲の支えがあって、はじめて、共に生きることができる存在です。高等学校は、人と人との絆をつくる、大切な場所でもあり、皆さんには学校行事や部活動等をとおして、人の痛みがわかり、常に相手の立場に立って、物事を考えたり、感謝の気持ちをもって、行動できる人になってもらいたいと思います。三点目は、「最後まであきらめない強い心を持ってほしい」ということです。 これからの三年間は、決して平たんな道ばかりではありません。時には悩み、自信を無くし、希望や目標を、見失うことがあるかもしれません。 しかし、そのような時、皆さんは「もうだめだ」とあきらめずに、最後まで努力するという歩みを続けてください。つまずくのは、歩いている証拠であり、成長している証であるということを信じてください。保護者の皆様に、一言ご挨拶を申し上げます。本日は、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。本日から、お子様をお預かりすることになりましたが、今後は皆様のご期待に応えるべく、私たち教職員一同、誠心誠意、全力を尽くす所存でございます。どうか、保護者の皆様には、本校の教育方針にご理解を賜り、今後ともご支援・ご協力をいただけますようお願い申し上げます。結びに、新入生の皆さん。阿波西高等学校での三年間が自分らしい生き方を見つけ、未来へ踏み出す力を育む時間となることを心より願っています。

 令和八年四月八日 徳島県立阿波西高等学校長 山﨑 茂喜